レッドブル クラッシュドアイスに挑戦 9章

遂に選考会です。スケーターを始めアイスリンクのローカルの皆さん、会社やスポンサーの方々、本当に多く方からの応援を頂いてます。

前日出発

金曜午前中に同じく選考会に参加する英一さんと車で出発して、途中ルーロックのマネージャーと会い日没にグッドスケートパークに到着しました。距離は長かったですが新たな出会いと、色々な話で盛り上がり楽しい旅でした。

練習開始間もなく小雨が降ってきてほぼ練習出来ず、その日はホテルに戻り銭湯に入り爆睡。

自分の滑りを見せない

翌日は晴天。お昼に到着しスケートパークのジャンプ台やセクションをスケート履かずにチェックします。ややクォーターが反り返っている感じがします。

ダブルウエーブの箇所が重要だと思い、スケートでの練習はダブルウエーブからの流ればかりをしてました。それと、スタートのエアーを練習するのは、他の参加者の見本になるので、選考会が始まる20分前までは一切触りませんでした。

パークの流し方を注目されているので、これはしょうがない事です。

負傷者続出な練習

R初心者がやはり多く、周囲の空気に呑まれた結果でしょうか、顎を割った人が4名くらい意識飛んだ人が3人くらいなど、打撲打ち身など怪我人が多く出ていました。

クォーターの下が血の海で、拭いても横滑りを起こすほどです。それでも棄権しないのは、この日にかける想いの強さなのでしょう。

20分前でルーロックのヘルメットを被りエアーの練習、少し飛ばされ気味になるけど、低空を意識するとスピードが乗りすぎてハングしたクォーターで撒かれやすくなります。癖のあるクォーターを意識して軽く飛ぶ事にしました。それにしてもルーロックのヘルメットは存在感ありますw

赤い彗星ヤマウチトウマ

このパーク審査で一位を取らないと選考される確率が下がります。1番でなくてはいけないのです。他の選手も僕が早い事を知っていますし

注目されていました。それに対するプレッシャーは無いのですが、選考前から一人、気になる選手がいました。真っ赤な上下のユニフォームを着た「ヤマウチトウマ」という選手です。何が気になったかと言うと、若いのは分かるのですが、新しいのに使い込まれたインラインホッケーのブーツ、ウィールの2番目を外している事。この2番目を外しは自分もした事があり、軽量化と着地の安定性を産みます。勿論デメリットもあり、コーナーが難しくなります。そして何より気になったのが背中のデカさです。異常なほど発達した背筋が、よりウエストを細く見せます。インラインスケートを長年やってるとブーツの程度やウィールの感じで大体のレベルが分かりますが、この背筋には驚かされました。

間違いなく彼は速いと気付きました。

トウマと同じグループになった自分は2番目の出走順。

彼のランが見えないまま1ラン目をしなくてはなりません。

15:00選考会スタート

こんなヤツがいたなんて、と思いつつ自分のランに集中します。選考は2回のタイム計測をし、良い方のタイムが採用されます。

ここでTop Speed注入。

Power Foods Japan様ありがとうございます。

コースは左右対称のRターンやフラットでのキツ目のターンからパイロン超えなどそれなりに工夫があります。

1RUN目、上下赤いユニフォームのトウマと隣に猿渡さんが注目してます。

結果が36.50秒二位、マジかーーーーーーー

2RUN目36.25秒。。まだ二位、マジかーーーーーーー

映像で2本を見比べてみます。

結果嫌な予感は的中。ヤマウチトウマの1本目が採用され彼が陸で一位、僕が二位となる結果に。。。

聞けば21才。礼儀正しく爽やかイケメン。二位、40才。。。。倍か、くっそーーー笑

続く。。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アクションスポーツ好きな映像ディレクター。得意なインラインスケートで講師やメディア出演をする。映像ディレクターとして会社勤めをしながら、 本気で遊ぶために運動してる。現在アイスクロスアスリートとして参戦。 PRコンサルアドバイザーや並走カメラ撮影等もしているので気軽にDM下さい。写真、映像、編集、ウェブ等