カツオノエボシに刺されたら(緊急)

カツオノエボシ

台風の影響で南風が強く吹き続ける海で気を付けた方がいいのが「カツオノエボシ」というクラゲ。カツオ〜と付いているから魚かなと思うかもしれないですが、猛毒の電気クラゲです。

このクラゲは本体は3cmくらいの浮袋が有り、2m前後の触手が海中に漂っています。そして強い風が吹くとこの浮袋が移動して浜に打ち上げられます。この一見すると青く綺麗で可愛いクラゲが危険なのはその毒性と、浜に打ち上げられていても刺されると言う事です。

ヒラメ釣りをしていると「チクッ」イテッ…まさか?辺りを見回すと「あーーーカツオノエボシ!!」波が被った時、足をやられました。アレルギー反応が強く出て死亡するケースも聞きます。怖いけど対処を知っていたのですぐに車に戻りました。

僕の対処を1つの例として参考にして頂けたら幸いです。

触手が付いてないかチェック

クラゲは触手のトゲで刺すので張り付いている場合が有ります。その場合、素手では触らないように。手袋などがなけらば、シャツを脱いで手袋がわりにして外すなど、迅速に取って幹部はこすらないようにします。水をかけたりするのもやめて海水をかけましょう。

45度のお湯に30分あてるのは現実的に無理

よく他の記事で、すぐ45度のお湯に30分あて続けて下さいって書いて有りますが、こんな状況下で現実的に無理です。すぐ銭湯に行けと言うのか?と思いますね。

すぐにコンビニに行く

今回僕は触手がついていませんでした。そして探したのはコンビニです。何が欲しかったのかと言うと、お湯です。タオルを持ってコンビニに在るカップラーメン用のお湯をもらいに行きました。(店員に事情を説明しましょう)お湯をタオルに含ませ幹部に当てます温度は50度くらいで20分間位です。50度のタオルは結構熱々の蒸しタオルでこまめにタオルにお湯を足してあげます。この高温によりクラゲの毒のタンパク質が中和されるようです。(カツオノエボシに酢は効きません)また海の近くのコンビニならムヒアルファEXなどあるかもしれません。

刺されてから15分の症状

幹部に腫れや痛みと共に全身蕁麻疹やくしゃみ、息切れ、呼吸困難、があらわれたらアレルギー反応の可能性があります。症状が出てしまったら119番に電話しましょう。この際やはり海より目印があるコンビニなどからがいいでしょう。浜辺だと目印が無いので救急隊員の到着が遅れます。

 

今回は幸い痛みが引き、蕁麻疹や動悸息切れにはなりませんでした。南風の強い9月に足を出して釣をした事は考えが甘かったです。皆さんも特に太平洋側の南風、台風後は気を付けて下さい。参考になれば嬉しいです。

今はクラゲ避けのクリームなど有りますから海に行かれる際は持っておきましょう。

 

 

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アクションスポーツ好きな映像ディレクター。得意なインラインスケートで講師やメディア出演をする。映像ディレクターとして会社勤めをしながら、 本気で遊ぶために運動してる。現在アイスクロスアスリートとして参戦。 PRコンサルアドバイザーや並走カメラ撮影等もしているので気軽にDM下さい。写真、映像、編集、ウェブ等