オーストリア戦ATSX500が終わり、ライダー達は各自移動します。
日本チームもここでお別れ
最後に記念撮影…5…4…321パシャ!
あぁーあww笑
さてさてwウィーンに戻るため荷物の整理です。
アルミ製スーツケースの理由
ヘルメットの中にゴーグルとグローブ、ショルダー、膝、肘、パンツ、ブーツ、その他細々、、、もうパズルです。
多くの選手がホッケーバッグを使う中、自分はアルミ製の中華スーツケースを使ってます。
4輪タイヤ付きは良いですよー楽!!。スライドシャフト取手部分が丈夫なヤツを選んでます。
アルミ製ケースはバッグに比べ、オーバーバケッジ取られにくく、また雪道にはソリの様に引っ張れ、浸水がなく凍らないです。
また鍵付きロッカーにもなるので大会中の控え室でも安心です。パスポートや財布を持ってレースできませんからね。
大きさはヘルメットサイズを考えた厚みが重要です。
以前はリモワ樹脂のを持っていたんですが、気温変化や重量オーバーで壊れやすく、修理代も高く保険会社も渋るのでやめました。。
基本的にアルミのスーツケースの破損は航空会社の保証対象外です。
海外旅行保険で直す感じで、保険担当から「リモアですか?」と聞かれます。
中華の安いのであれば、保険会社も対応が良く(始めに中華の安いヤツって言っておく)直ぐ治して送ってくれます。
この対応の差とスピードは大きかった。安い中華製でも、旅を続ければ愛着は湧くものです。
リュックはキャビンゼロ
スーツケースとリュックの2つで移動してます。
キャビンゼロは機内持ち込み可能なギリギリのサイズで設計で作られたリュックです。
ロシアでは搭乗口で散々な目に遭い変更しました。
このバッグと分かれば余裕でパスされます。
また紛失発見連絡システム「OKOBAN」タグがついてきて安心です。
スケートバッグにも良いですよ。
計画と準備
今回の旅は山奥の山間部の雪山だったので、それなりの準備は必要でした。
計画を基本、一人で行くとして考えないといけません。
今回は共同体と会場に行った事のある選手がいたのでコスト的にも安心でしたが、
レンタカーに問題が起これば、列車に乗るプランに変更しなければなりません。
なので念の為、ウィーンでは特急列車の主要駅の近くにホテルをとりました。
海外雪山遠征は旅行会社のツアーではない。
アイスクロスの会場は海外の雪山。旅行ツアー感覚で行くと辿り着けません。
事前に計画やプランを練るのは基本的な事で、臨機応変に動く事が出来る
レスポンスや判断力も、この競技に大事なスキルです。
この事はどの選手もみんな同じ意見です。
雪山でスタックする選手、また計画通りに行かず辿り着けいない選手もいました。
雪山で一人で行ってヘマしたら死にますから。
行きやすいレースを選ぶか、行く手段や計画を練るのは最低限必要ですね。
ロシアは空港からタクって20分のスキー場っていうのが安心の決め手。
オーストリアはシーズンイン初戦で、他の日本人とレンタカーで行くという手段で密に連絡して計画しました。
考えず付いて行こう。現地で何とかしてくれるという気持ちなら改めた方がいいです。
頼まれた方はレースに集中出来ません。
旅に役立つ意外な物
[吸水タオル] 洗面所で手洗い洗濯の脱水に使う。 [USB加湿器] 乾燥した機内やホテルで重宝。 [Gショック] 現金がなくなった最悪の場合に売る(日本人だから売れる) [wifi] 山奥に行くならSIMよりいいかも。レース中継は大活躍だった。 [国際免許] 乗らなくても何があるか分からないから必要。 [カイロ] GoProのバッテリーを温める。 [けん玉] 他の選手との打ち解けるのに超盛り上がります。 [BPE] 消臭できる虫よけスプレーです。機内の靴、防具の匂いにもいいです。
意外な物はこれくらいですかね。
斎藤君北島君と3人でウィーンに戻ります。(斎藤君は翌日帰国)
スイーツを求め暗闇で自転車を漕ぐ日本人2名
今回の大いなる目的でもあるウィーンのCafe Central(カフェ・ツェントラル)
建築家のハインリヒ・フォン・フェルステルが建てたフェルステル宮殿。1876年にカフェとしてオープン
カフェ好きにはたまらない王道老舗カフェです。
レース前には急遽クリスマス閉店していて行けませんでした。
朝6:00ー
寝起きの北島君に「俺…カフェツェントラル行って来るわwどうする?」と聞きます。
北島君とはレース前もウィーンでもカフェ巡りをしてます。
でもカフェツェントラルは朝早くないと行列ができてしまいます。
「え?もちろん自分も行きますよ!!」
おおぉ〜さすが甘い友よ!
笑もうこの二人、スイーツ男子ですわw イヤまだ居たw鈴木君入れたら3人かw
オーストリアは8時にやっと明るくなる遅い日の出。
日の出の前でもウイーンの街も慣れたものw
暗い街をスマホナビを使わず自転車を漕いでカフェツェントラルを目指します。
自転車を止めてからは小走り。。
ついに来ました。カフェツェントラル!! まだ行列はありません。
くぅードキドキするなー
どどーん!!すげーーー店内
外は既に寒さの中、長蛇の人の列だけど
僕らの担当のボーイは「お気になさらずw」な紳士的接客に老舗カフェの品格がわかります。
カフェなのに、話を割ってお皿を下げる日本スタッフとは大違いです。
この違う時間を過ごせる優越感もカフェツェントラルならではなのでしょうね。
オーストリアのアイススケート場
ロシアでも行きましたが色々なところで地元のリンクで滑るのも楽しみになって来ました。
初日のクリスマーケットでも滑りましたが、
地元に愛されるリンクがあるようで、夕方一人で行きました。
どうでもいいけどオーストリアのカラスは2色
どうでもいいけどエレベーターの1階はオーストリアの0階
どうでもいいけどオーストリアはマリファナの自販がある
どうでもいいけどオーストリアは「イバラギとイバラキ」くらいラリアな国を意識している。
色々あったけど日本チームで参戦出来たのは楽しさ倍増ですね。
ATSX100長野が終わって
長野も無事終わりファイナルステージの1000の横浜です。
スキー、ホッケー、インライン、色々なジャンルからこの競技に参加している人達。
それぞれがトップでやって来た事、プライドや考え方が違うのも当然です。
暖冬で初開催の長野。当初、開催は不可能な空気が流れていました。
しかし無い雪をスコップで掻き集め、
自ら動き意見し、正解かもわからず水を撒き、氷になるよう叩く
時に意見がぶつかり、
それでも同じ方向を見続け、
手作業で作ったコースでATSX100の長野開催が出来ました。
そこにはスキルは関係無い「アイスクロスが好き」という揺るぎないものがあり、
全員が同じ方向を向いていたからです。
横浜はATSX100じゃなく「ATSX1000」
この同じ方向へ突っ走る日本人選手達に10倍の声援を!!
「Riders ready!」
ジェフリーの新しい家族にもエールをおめでとう👶
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