見えない階段

ある日、意識は若くても、身体が付いて行かなくなったのを実感してました。それが「階段の下り」です。本当に意識と身体の差を露骨に感じました。

以前は下り階段を5.6段飛ばして「ターンターン」降りていた階段が、30代前半のある日を境に、足を置く場所を瞬間的に定められなくなったのです。飛んだ瞬間「うぉ!ヤバイ!」って思う事が続きました。

下り階段に恐怖

この感覚は明らかに老化だと思い、こんな日常で感じるものかとショックを受けました。

見て足を置く階段が定まらないのと同時に、頭で考え送った命令が身体に上手く伝わっていない感じですね。反応速度が悪いのか?身体が重いのか?はたまた動体視力か、、、

今までは飛んでいる最中に着地を考えていたので、駅の階段で踏み間違える恐怖を初めて知りました。

「これじゃ電車に乗る前に救急車に乗ることに。。。駅に救急車?運ばれる自分?めっちゃダサい!」

こんな恐怖と落ち込んだ事は久しぶりでした。まさに「下り怪談の恐怖」です。

それから自分の身体を思うように動かせるようにする感覚と、耐えられる身体を意識する運動をするようになりました。

感覚+身体=自信&遊びが楽しくなる

 ©DB NORI by PHANTOM.

それからはインラインスケートでは今まで避けていたトリックを練習する様にし、週2で全力で滑るようになって数年が経ちます。

自信はまだまだですが、トリック数が増えた事による新たな課題も出てきて良い感じのSK8LIFEになってます。

下り階段はというと、、、、恐怖も少し減りましたけど、まだまだ昔の様には飛べませんね。(笑)…馴れかな?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

アクションスポーツ好きな映像ディレクター。得意なインラインスケートで講師やメディア出演をする。映像ディレクターとして会社勤めをしながら、 本気で遊ぶために運動してる。現在アイスクロスアスリートとして参戦。 PRコンサルアドバイザーや並走カメラ撮影等もしているので気軽にDM下さい。写真、映像、編集、ウェブ等