レッドブル クラッシュドアイスに挑戦 6章

「Riders  ready 5second warning!」

スタートの直前のこのコールは5秒後にスタートではなく
「5秒くらいでスタートするよいつでも行ける準備をしておけ」という意味で
2秒でスタートする時もあれば7秒までスタートの合図が鳴らない場合があります。またフライングは即失格となるそうです。
自身のタイミングをずらされる事があるようで緊張する瞬間です。
まだ出場権を持っていないのに、最近このコールが夢に出てきますw。

0から全開スピードにする

エッジを氷に食い込ませサイドバーを持ち、「Riders  ready 5second warning…」のコール後
ゲートオープンの合図を待ちます。
待ち構えている時、ゲートと同じ高さに目線がくると観音開きのゲートに対しての反応遅れるらしく、少し上からゲートを見て構えておく事がポイントとクリスからアドバイスをもらいました。
確かに…納得
ダッシュで飛び出す姿勢も、正面を向くスタート、横向きのスタートがあります。
0スピードから全開スピードにする。そのためにはスタート姿勢も勝敗を左右する重要なファクターとなるようです。練習会で課題と感じ、最近はこれを重点的に練習してます。
スタートの姿勢をインラインとは変え、今までより速くダッシュに入れるようになりました。こういうの地道な練習も必要なんだなぁと感じてます。
スタートで先に出れるという事は、進路を邪魔されず自分のラインで滑れますからね。

アイススケートのエッジの深さ?

滑る事においてエッジ(刃)は最重要な整備です。上手い人が下手に、下手な人が上手くなる。自分にあったエッジの深さが重要だと知りました。
正直これほど滑りに影響するものだとは思いませんでした。
アイススケートのエッジ部分は弧を描いていて2つの角の立ち具合によって深さを表します。なかなかググっても出てこの無いので、様々なショップのスタッフの声を自分なりに解釈しました。氷の温度や水気、外気温に大きく影響し、これが正しいと言う事は無いそうです。横浜の12月は水気が多いコースになりそうな予感。。。
エッジの深さの話に戻りますが、弧を描くというのは円のイメージがあるわけです。その円の大きさが基準になります。1インチ(25.4mm)は浅く5/16(8mm)は深くなります。深くなれば氷に対してエッジの食い込みは良くカーブでは速いですが、一方で直進は接地面が増えるためにスピードが遅くなるそうです。これも人によって違う様です。何が正解なんだか分からなくなりますねw。

研磨するショップの腕

また研磨するショップでも善し悪しが相当変わって来ます。酷かった時は今までのスピードと比べて30%くらい遅くなって乗りづらくなった事もありました。笑えるくらいガタガタですよもう。。研磨技術が良いショップにお願いするのも大事な事だと知りました。今はそのショップではせず、別のところで研磨してもらってます。
そして僕には今は7/16-9/16が良さそうです。ブレーキやエッジのコントロールを練習出来る感じなのでしょう。。
海外選手は本番1インチの超浅エッジの様ですが、これには理由がある事も知りました。
ためになる情報なので、理由はここでは書きません。
ちょっとマニアックな内容になりましたね。
次は、プロホッケーチーム「アイスバックス」の本拠地へ…続く

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アクションスポーツ好きな映像ディレクター。得意なインラインスケートで講師やメディア出演をする。映像ディレクターとして会社勤めをしながら、 本気で遊ぶために運動してる。現在アイスクロスアスリートとして参戦。 PRコンサルアドバイザーや並走カメラ撮影等もしているので気軽にDM下さい。写真、映像、編集、ウェブ等