最近コースが発表されましたね。
さてさて関東の公式練習は3回。パークとリンクこの両方を一回以上受けないと最終選考会には行けません。
レッドブル クラッシュドアイス公式練習会
1回目、朝:明治神宮外苑アイススケートリンク
夜:ムラサキスケートパーク
2回目、夕方:日光アイススケートリンク
3回目、ムラサキスケートパーク
この3回が公式練習になります。
早朝から大量の装備で通勤ラッシュの電車に乗り込み、明治神宮外苑アイススケートリンクへ。
入ると、既にホッケー選手の人たちが居て友達同士集まって居ます。この時点で既にアウェイ感…
数分後に伊藤さんも到着し、少し周囲と雑談をしながら着替えて直ぐにリンクに集合。
コースデザイナーのクリスの指導の元、1.5時間の練習会をしました。
普段は慣れない氷に毎回30分はかかっていたので、出だしは慎重に滑ってました。
やる事はワンフットスケーティングジャンプとS字コーナーを交えたパイロンジャンプ、ボディライディングやスタートの練習などでした。そして最後に復習を織り交ぜたコースで4人でのレースシミュレーション。反復練習とは違い、擬似的にイメージを沸かせてアドバイスしていく様な内容でした。
対戦相手を意識した滑り方
ツールや滑り方も違うのですが、アグレッシブインラインと根本的に違うところをこの時発見しました。それは戦う相手が実際にいるという事です。
一人で滑って技のレベルを競う競技と、相手を追いかけたり追われたりする競技の違いを痛感じました。これはマイナスとは思わないですけど、追いかける意識で滑るといつまでも追い越せないので、気力や場数、時にはテクニックが必要なんだと感じました。
また追われている場合もプレッシャーを感じながら滑ります。こういった時にはホッケー選手は強いのかも知れません。パックを追いかけプレッシャーを感じながら滑っているのでしょうから。
ただホッケー選手もステッキが無いとバランスが悪いのかなれていない様子でした。また普段やらないジャンプも少し危なっかしい飛び方でした。それぞれ得意不得意があるんだと思いましたね。
お昼に終わり夜まで時間が空くので安床栄人武士&アリサと共に行動を共に渋谷へ移動。レッドブルジャパンとアドバンアパレル株式会社(アンチバグスプレーの協賛)へお邪魔しました。
スケートパークでの練習
夜のスケートパーク練習はムラサキパーク通称ムラパ。ここではあまり練習するというよりも、ホッケーの人達がどのくらいの適応力を見せてくれるのか?という興味がありました。
結論から言うとアップダウンに本当に慣れていないんだなと感じました。ただ皆さん身体能力は高いので転び方が安心出来る感じですね。
悔しがり方も半端なくこのクラッシュドアイスに対する本気の気持ちも伝わります。その気迫がプレッシャーとなりますが、こちらも得意のパークでは格の違いを見せて心を折りたいところです。最終選考会に来なければ出場出来る確率は上がりますからね。2時間滑って集合写真を撮って終了w
エントリーの本気度
最近、出れば良かったとか、〜君なら出れるんじゃない?次は出よう。一緒に出たかった。
など色々聞きます。彼らは、出場枠の獲得のため参加している人達と明らかな違いがあります。
情報を獲るのが遅い人が、氷上で速いはずが無い
準備とは戦術です。あらゆる事を想定して情報を獲りに行く。それをしてこなかった人は「出ればよかった」と言い、情報を獲りにいった人だけが練習会にいると考えてください。そもそもエントリー数が増えるのに皆で出ようと公言するわけありません。情報を取りに行かずに後から知るでは遅いのです。
そんな考えの人が初体験のコースで速いわけがありません。僕は事務局とRBジャパンに情報開示前に直接情報を求めていました。
情報を得ていたのに出られなかった人もいますし、出場枠から外される人もいます。僕も枠から外されるかも知れません。けど、そういう人達の悔しさや想いも背負ってまた一段と出場したくなりました。それほど悔しい思いをした人、そしてエントリーしている人達は本気なのです。
生活拠点を変えて挑む人、精神的苦痛から立ち直ろうとする人、家族の期待、会社の期待、もちろん自分もそうですが、皆それぞれに想いを抱えて挑んでいるようです。
クラッシュドアイスに出れなかった事になっても、本気な人を笑う事なんてできません。
こういうドキュメント映像欲しいなぁ〜と思いました。 続く。。。
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